
2008.07.28(Mon)
中学校の美術の先生をリタイアされて
乗船されている方と知り合いになりました。
その方に、タンパのホテルで絵について
ワンポイントレクチャーを受けました。
実は私、ホワイトボードに魚を書いても
誰にもわかってもらえないというほど絵が苦手です(^^;)
しかし、この絵のレクチャーで
私がいかに既成概念と常識で生きているか
直面する機会を持ったのです。
まずコップのスケッチをしました。
私が書いたのは、
「ふつうに」線で輪郭を書いたコップです。
その方は線ではなく、
影の連続体でコップを書きました。
線で見るとつながっていない場所がたくさんあるのに
明らかにそれは「コップ」なのです。
一方、私の絵は明らかに線では繋がっているのに、
「コップ」ではないのです(^^;)
実は、コップに線で出来ている場所は一つもないのです。
あるのは、「面」で構成された「物体」です。
面の陰影を描くことによって、
「物体」が浮かび上がってくるのです。
同じようにビジネスでも、「線」ではなく
「面」の関係が大事なのではないでしょうか。
たとえ常に「線」で繋がっていようが、
実はそれよりも「面」を共有した関係の方が良かったり。。。
自分は人と「線」で繋がっているのか
それとも「面」を共有しているのか。
それを考え直すだけでも、自分の人間関係を見直す
良いきっかけになるかも知れません。
2008.07.26(Sat)
フロリダのタンパにある水族館に行ってきました。
実はこの水族館には珍しい魚も大きな魚もあまりいません。
日本の美ら海水族館のように巨大水槽もなければ、
葛西臨海水族園のようにマグロの回遊も見られない。
しかしこの水族館のコンセプトは
どうやら別のところにあるようです。
たとえばフロリダにある実際の橋のたもとを再現し、
そこにどんな魚や貝が住んでいるのかわかるような仕掛け。
たとえば水族館の一部をドーム状にして、
鳥たちを檻に入れずに、そこを自由に飛び回るような展示方法。

(水族館というと「魚」だけかと思いがちですが、
自然界で、魚と鳥は共存しているものです。)
つまり、ただ珍しい魚を集めるのではなく、
あくまでも「フロリダ」と地続きの水族館なのです。
この水族館は、フロリダと別世界ではなく、
あくまでも「フロリダ」の一部なのです。
そのせいか、地元に住んでいるだろう親子、
カップル、若者など多くの人が来館していました。
「地域密着」という言葉が日本でもはやっていますが、
ここで「地域密着」のある成功例を見た気がしました。
2008.07.25(Fri)
フロリダのあるショッピングタウンへ行った時のことです。
別のお店へ行くにしても、2階にあるお店へ行くにしても、あまりにも移動がし辛いのです。
なぜかなと思ったら、欲しい場所、必要な場所に階段がないのです。
設計上あまりが動線が意識されていないのでしょう。
日本だとあまり見ないタイプの建築です。
これはやはり、土地の広さに関係してくるのではないでしょうか。
日本は小さいからこそ建築を含め、様々な工夫が生まれました。
小ささというのは一見するとハンディキャップです。
しかし、そのハンディキャップゆえ考え出された「仕組み」がいくつもあります。
一方でフロリダのような広大な土地を持つ場所では、動線など考える必要はあまりありません。
もちろん工夫のなさが素朴で、計算もされていないことに好印象を持つ人もいるのでしょう。
広さとクオリティ、工夫と、その「あんばい」。
ショッピングタウンでもそんなことを考えてしまいました(^^;)。
2008.07.22(Tue)
フロリダのディズニーワールドへ行ってきました。
面積は東京ディズニーランドの250倍。
25倍ではありません(^^;)。
山手線の内側の面積の1.5倍というと、その広さを実感していただけるでしょうか。

私は、船で出会った素敵なおじさまたちと
トーナメントコースとしても有名なマグノリアで、ゴルフを楽しんできました。
そこでは歴代のトーナメントチャンピオンがミッキーマウスと一緒に並んでいる写真が飾ってありました。
世界中の人はミッキー「に」会いにディズニーランドへ行きます。
逆にトーナメントチャンピオンまでになると、ミッキー「が」会いに来るんです。

ゴルフ好きの私にはたまらない一日でした。
残念ながら、まだミッキー「は」来てくれませんでしたが(^_^;)
2008.07.14(Mon)
ニューヨークで宿泊したリッツカールトンでのことです。
「ニューヨーク中のレストランを知っている」スミスというコンシェルジュを紹介されました。
はじめは誇張かと思いました。
しかし、「おいしい牡蠣を食べたい」との希望を出したところ、
たくさんの種類の牡蠣を食べたいならこの店、
シーフード料理も有名な店ならここ、
自分の個人的なオススメならこのギリシア料理店と、
何を聞いても瞬間的に地図を片手に様々な情報を提示してくれるのです。
ただ多くの選択肢を示すだけならば、ガイドブックで十分です。
しかしスミスはこちらの希望や嗜好を把握した上で、的確な「物語つきの」情報を提示してくれるのです。
しかも、とてもフレンドリー。
スミスは「人」として、「人」である私に対応をしてくれている印象を受けました。
アメリカでは、プロフェッショナルシップとフレンドリーシップのバランスがとれている気がします。
もちろんパリも素晴らしかったのですが、そこで感じたのは超一流の店で「サービスを受けている」という意識です。
(それはパリの雰囲気に到達していない私がパリの「本当の良さ」がわからないためかも知れません。)
ニューヨークはフレンドリーかつプロフェッショナルなのです。
日本には「あんばい」という言葉がありますが、まさにニューヨークはフレンドリーとプロフェッショナルの「あんばい」がとれた場所がとれた場所なのかなと思いました。
日本でフレンドリーと言うと、だらけるというイメージ、接客というとトゥーマッチで不自然な笑顔を想像しがちです。
この「あんばい」という日本の言葉に立ち返って接客などを考えてみると、新しいサービスのかたちが見えてくるかも知れません。
2008.07.12(Sat)
「私は後悔をすることが大好きである。」
この旅で気付いたことの一つです。
なぜか。
それは後悔をすると出会えなかったはずの人、
体験できなかったはずのことをシミュレーション出来るからです。
「あの服を買っていれば今頃どうなっていただろう」
「オランダへ行っていれば何をすることが出来ただろう」
つまり後悔とは航海と同じように、一つの旅なのです。
一度きりしか許されていない人生を何度でも楽しめる秘密のツール。
さらに、後悔を恐れると、アクションを起こしにくくなります。
逆に後悔を楽しみにしていると、たくさんのアクションを起こすことが出来ます。
みなさんも是非、実践してみませんか?
「後悔」しても知りませんが(^^)
2008.07.07(Mon)
グリーンランドへ行ってきました。
デンマーク領であるグリーンランドは
世界最大の島でありながら人口はわずか5万人程度。
北極圏に位置することもあり、
氷山で出来た氷でオンザロックをいただきました。
この氷山はひょっとしたら
数億年ぶりに解凍された氷かも知れないのです。
耳をそばだてて聞こえる気泡の音はもしかしたら
マンモスの吐息の一部かも知れない。。。
氷山のオンザロックは、
私の趣味である妄想を大いにかき立ててくれました。
しかし一緒に飲んでいた仲間は大して感動がありません。
そこでこの氷の気泡は、
マンモスの時代と同じく空気を吸っていること、
オンザロック一杯で数億年の旅が出来ることをプレゼンしました。
先ほど私は妄想が趣味と言いましたが、
妄想好きとはプレゼン上手でもあるのです。
スクリーンのように数億年前のことを想像し、相手に提示することで、
ただのオンザロックという「もの」に、感動という「解釈」を付与できます。
つまり、プレゼンの一つで、ただのオンザロックを飲むという「出来事」が
場を共にした人にとって忘れられない「思い出」になるのです。
2008.07.03(Thu)
アイスランドに行ってきました。




このヨーロッパの3週間で様々な文化や伝統に触れて、
私は自分の「許容量」をややオーバーしていました。
基本的に私は観光地そのものには興味がありません。
それは「観る」よりも「感じる」に重点をおきたいからです。
「観る」のもいいのですが、
受動的でいればともすれば歴史に飲み込まれてします。
「せっかく来たのに、行かなきゃ損」という考えは私にはありません。
この地球の果てとも言えるアイスランドにも、
本当に来たいと思えば飛行機で半日ちょっとで訪れることが出来ます。
なので、このアイスランドでは、どこにも行かず、
街でおとなしくしていました。
冒頭に載せたのは友人の撮ってきた写真で、
私が行ったわけではありません(^^;)
でも、写真を見ると、
ちょっとは行っておけば良かったかなと後悔しています(^^)