
2008.12.28(Sun)
9年前に初めて伊勢神宮にお参りしてからというもの、
毎年ではなく「毎月」お参りをしてきました。
特に信心深い訳ではないのですが、
伊勢のなんともいえない清浄な「気」と
脈々と受け継がれてきた「歴史」に触れることで、
心や体が良い「気」で満たされていく気がするのです。
そして「気」と「歴史」を前にして
「ごまかせない、すべてお見通しである」という感覚。
この伊勢参りはひと月に一度、
私が自分自身に向き合う絶好のチャンスでもあります。
かつて「普通の人が一年で体験することを一月で体験しよう」
という目標を立てたことがあります。
仕事量や売り上げや、もちろん喜びや悲しみも、すべての経験を
一ヶ月で体験してしまおうという目標です。
普通は初詣といって神社には一年に一度お参りするのだから、
僕の場合は毎月だ!と決めてしまったのがこの伊勢参りの始まりです。
*
最初は一人で通っていたのですが、最近は友人やクライアントの方々、
そして全国でSAのフランチャイズを立ち上げてくれている
仲間の皆さんをお誘いしていくこともあります。
今回は、SA名古屋とSA大阪中央の皆さんをお誘いして、
総勢13名でお参りをしてきました。

共通の言語をもつことで、目標意識や価値観を共有できるように、
同じ体験をすることで、人と人の距離はぐっと縮まります。
向き合うこと、そして未来を描くこと。
それを自分にとって大切な人と共に行うこと。
これは「過去」と「未来」を共有する儀式とも言えます。
今ではただの「形式」として形骸化してしまった
色々な約束事にも、はじめはそんな理由があったのかも知れません。
*
お参りのあとは、おかげ横町へ。
大剣玉を買って挑戦したり、
和気あいあいとした雰囲気の中
今年一年を振り返りながら、
来年の目標とストーリーを描きながら共に食事をしました。
伊勢湾のみごとな牡蠣!プルプルです。

いつもは平日でも全国から参拝者で混み合っているおかげ横町も、
年始の初詣ラッシュを前に静かな佇まいでした。
年初にお願いごとやお祈りに行く初詣は、なんだか当たり前。
それよりも歳末に、今年一年の御礼に参る、
そんな意識を持っていたいと思います。
2008.12.20(Sat)
私が参加させていただいている勉強会のひとつに「随踵塾」があります。
中国の故事や、歴史上の戦国武将の名言や行動などを知り、
意見交換を しながら、経営者としての叡智と気概を学ぶという会です。
そこで学んだ「六中観」後漢書の中に
「壺中天有り」(コチュウテンアリ)
という言葉があります。
これは、気ぜわしく厳しい毎日の中でも、
心の中に別天地を持て、という教えです。
一日に5分でも、そんな時間や場所をもつことで心が豊かになり、
気持ちを切り替えて頑張ることができる、というものです。
その勉強会の母体である経営者の集まり「三略会」で
年に一度のイベント「紅白歌合戦」が、大手町のサンケイホールで催されました。
出演は紅・白に別れてそれぞれ44組ずつ。
つまり80組以上の出演があります。
歌はもちろん、踊りや劇のコスチュームも非常に凝っており、
皆さんの意気込みはすごいものでした。
電飾の衣装、
女装での艶やかな歌、
エキストラ 30人を引き連れての大掛かりな舞台、
手作りなのに本格的な衣装での「キャッツ」、
時代背景を存分に再現した「知覧の母」。
出演はもちろん、舞台の設営から音響の手配、
照明担当もすべて経営者である会員の手作りです。
私も、特攻に志願した若き兵士の役を仰せつかり、
劇にも出演させてもらいました。

20代〜60代までの経営者が、
みなこの日ばかりは本業を横において夢中となった一日。
まさにこれこそ「壺中の天」だと実感しました。
皆さんにとっての壺中の天は、なんですか?
忙しい年の瀬、ぜひ皆さんも壺中の天を見つけて下さい。
2008.12.06(Sat)