
2009.05.28(Thu)
野球選手のイチローが出演しているCMのなかで、
「確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへ行けない」
というメッセージがありました。
スポーツ選手や芸術家、
経営者や大きな成果を挙げるビジネスマンなど「一流」の人は
その「結果」ばかりが注目されがちです。
しかし、その「結果」にたどりつくまでに、
どれだけの努力を積んだかのほうが、
ずっと価値があり注目されるべきだと私は思います。
拙著『「あなただから」と言われる営業マンになりなさい!』にも書きましたが、
「蒔いた種しか実らない」のです。
大切なことは、闇雲に結果だけを求めないことです。
種を蒔いているときには、早く芽が出て欲しい。
芽が出てからは、早く成長して欲しい。
成長してからは、早く花を咲かせて欲しい。
花が咲いたら、早く実がなって欲しい。
人はついプロセスを無視して、
結果ばかりを追い求めてしまいます。
桃栗三年柿八年という言葉にもあるように、
美味しい実という恩恵にあずかるまでには時間が必要です。
そして、その実を食べてしまったあとのことも考え、
二毛作、三毛作と次の種を蒔き続けることが大切です。
もしかしたら、いくら待っても芽の出ない種があるかも知れません。
それは種が悪いのではなく、
もしかしたら畑という名の自分自身を
耕していなかったからかも知れません。
起こってる現象の全てには、理由があります。
一歩一歩の積み重ねという日常のあらゆることが、
「結果」という未来へつながっていきます。
確かなことは、蒔いた種しか実らないということです。
より良い「結果」を手に入れるには、
やわらかく耕された畑や
太陽の降り注ぐ穏やかな場所が必要です。
さあ、今日あなたは、どんな種をどの畑に蒔きますか?
2009.05.21(Thu)
九州では、福岡の講演がほとんどだったのですが、
今回、私にとって初めての鹿児島講演が開催されました。
昨年の12月に鹿児島にフランチャイズが誕生したこともあり、
経営者の方を中心に多くの方が参加され、盛り上がりました。
翌日は、フランチャイズオーナーである飯田氏とのミーティング。
リフレッシュも兼ねて「ゴールデンパームカントリークラブ」におじゃましました。
コースの素晴らしさもさることながら、
驚いたのはクラブハウスのレストランです。
見てください、この焼酎のラインナップ!!
ここは日本料理店か、はたまた酒屋さんかと思いました。

ゴルフ場には、ゴルフをしに行くのは当たり前。
プラスαがどれだけ魅力的なのかが鍵です。
それは私たちの現場も同じかもしれません。
良い商品、良いプランを紹介するのは当たり前。
実は、「そして何?」という付加価値こそが大事です。
プロとして仕事をしている以上、
「出来る」というのは超えて当たり前のハードルなのです。
実力俳優の皆さんが、様々なジャンルの役柄を受けられるのは、
乗馬やダンス、水泳や英会話、日本舞踊やスタントのための武術など
多くのチャレンジと体験をしているからだといいます。
私たちはそこまでトレーニングをする必要はないかもしれませんが、
営業のプロとしての「プラスα」を何種類も身につけておくと
いざというときの武器になるのではないでしょうか。
そしてその武器こそが、自分自身というブランドを作っていくのです。

2009.05.14(Thu)
メリー・ポピンズ(Mary Poppins)をご存知でしょうか。
ウォルト・ディズニーによるミュージカル映画で、
日本で公開されたのは、私の生まれた1965年でした。
主演のジュリー・アンドリュースをはじめ、5部門でアカデミー賞を受賞した名作です。
チム・チム・チェリーの曲も有名ですよね。
ベビー・シッターのメリー・ポピンズが、不思議な魔法で子どもたちを虜にし、
たくさんのユーモアや冒険を経て、厳格な父親中心の家庭が朗らかになっていく。
そして、やがては父親も家庭の温かさや愛情表現が大切だと気付き、ハッピー・エンド。
自分の役目が終わったことを悟ったメリー・ポピンズは、その家を去っていく。
この絵は、ピーター・エレンショウ氏によるもので、
ご縁があって我が家にやってきました。
当時のロンドンの街並みが再現され、
ふと見ると空にメリー・ポピンズが浮かんでいます。
トレードマークの黒い雨傘をさして、黒い鞄を提げて。
こんなふうに、自分を取り巻く出来事や、その時々の感情に振り回されることなく
ちょっと高いところに浮かんで、大きくものごとを見ることができたらなあと
この絵を観るたびに思います。心を落ち着かせてくれる一枚です。
*
今日で、世界一周の船旅に出た日からちょうど一年です。
メリー・ポピンズが空を飛んで世界を見渡すのならば、
船旅は海の上から世界を眺め、見つめる日々でした。
少しでも、ふっと日常から離れ、世界を大きく見渡す。
そして大切なものを確認し、大切な日々を思い出す。
慌ただしい日常だからこそ、その気持ちを忘れないようにしたいですね。
2009.05.07(Thu)
この5月から、弊社ソーシャル・アライアンス株式会社が新しく生まれ変わりました。
今まで専務として、またトレーナーとして全国を飛び回って活躍してくれていた
岡根芳樹が代表取締役社長に就任し、私は会長となってタッグを組むことになりました。
会社の大きな節目ということで、
役員全員でのお伊勢参りに行ってきました。
今までにも何度か伊勢参りのことを書いてきましたが、
私はとくに信仰心があるわけではありません。
しかし、伊勢神宮にはもう9年も参り続けています。
それは「神様はすべてお見通し」と思える感覚が好きだからです。
「どうぞ、自分がしようとすることが間違っていたら向かい風で止めてください。
そして、それが正しいならば、どうぞ追い風で応援してください」とすべてをさらけ出せるのです。
今回は役員4名そろってのお参りです。
宿では何をするよりも4人で語り合うことが楽しく、
大浴場にもどこにも行かずに部屋で食事をとり、
部屋付きの露天風呂で男4人、様々なことを夜が更けるまで語り合いました。
常識にとらわれない大胆な発想と、一企業として利益を出し維持して行く緻密さを併せ持った、
クライアントにとってもスタッフにとっても唯一無二の会社になれるよう、誓い合いました。
〜道徳を忘れた経済は罪悪であり、
また経済を忘れた道徳は寝言である〜
二宮尊徳の言葉ですが、会社経営にとってもとても重要な示唆を与えてくれるメッセージです。
「経済」という部分に、「経営」や「事業」という言葉を入れてみれば、よりわかりやすくなります。
〜道徳を忘れた経営は罪悪であり、
また経営を忘れた道徳は寝言である〜
今回のお参りでは、まるで天に昇る龍に似た雲が迎えてくれました。
私たちの新しいスタートに、龍がメッセージを届けに来てくれたのかもしれません。
新しく生まれ変わりましたソーシャル・アライアンス株式会社を、これからもどうぞ宜しくお願い致します。