
2009.08.27(Thu)
渋谷のBunkamuraでミュージカル「コーラスライン」を観てきました。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/09_chorusline/index.html
実は、今回がミュージカル初体験でした。
ホールの前から5番目の席だったこともあり、
ものすごい臨場感と迫力で、まさに「観る」というより「体験する」という2時間。
スターを夢見てオーディションに若者たちの人生模様を描いた作品です。
普通なら、出演者の演技の妙や壮麗なラインダンスの迫力、見事な躍動美に
目が釘付けになると思うのですが、私はそれぞれのダンサーの背景に意識が向きました。
これだけの見事な舞台を創り出すまでに、
いったいどれだけのトレーニングを積み、反復練習をしたのか。
オーディションというテーマの舞台に立つために、
どれだけの人が実際にオーディションに挑戦したのか。
そこに思いを馳せ、感動してしまったのです。
その一人ひとりにバックボーンがあり、ストーリーがある。
その一人ひとりに、個性があって当たり前。
もちろん「個性」とは、ある日突然空から落ちてくる訳ではなく、
ミュージカルのダンサーのように、日々のトレーニングの先に構築されるものです。
私たちは他人に対して、つい「もっとこうであったら良いのに」と思ってしまいがちです。
しかし、その人が精一杯自分を生きているなら、一人ひとりが違って当然です。
その人が必死ならば、そしてそれが磨き上げられた「個性」ならば、
「それでいいのだ」と思えた体験でした。

画像引用元:http://www.tbs.co.jp/event/chorusline2009.html
2009.08.20(Thu)
今日は中学二年になる娘との久しぶりのデートをしてきました。
うかがったのは渋谷の「天一」さん。
何かお祝いがあったり特別な時に決まっていくお店です。
目の前で揚げたての天ぷらをいただけるので
初めて連れて行った時には娘も驚いていました。
息子たちを連れていったことは一度もなく、
娘とだけの特別な場所になっています。
カウンター席で娘と話すたびに「大きくなったなぁ」と感心するのですが、
今日は特に、娘の心の成長を感じました。
彼女は今、中学の吹奏楽部に在籍しサックスを担当しているのですが、
最近、副部長に立候補したそうです。
他の候補者も含めて選挙が行われた結果、娘が選ばれたとのこと。
「ドキドキしたし、落ちたらどうしようと思ったけれど、
お父ちゃんが"チャレンジ精神が大事だ"と言っていたのを思い出して立候補した」
と、少し照れながら話してくれました。
中学生にとって役職に立候補し、「選ばれる側」になるというのは
かなりのプレッシャーだったと思います。
それを考えると、大人の我々はもっとチャレンジしても良いのではないか、
と私は思わずにいられませんでした。
大人の世界にいる我々は、たとえ選挙にでなくても
常に「選ばれる側」にいるということを忘れてはいけません。
ものを買ってもらう時、一緒に仕事をするパートナーを探すとき。
私たちは常に誰かを選び、誰かに選ばれています。
その時、同じくらいの覚悟と決意をもって「選ばれること」に意識的になれば、
次のステージへ踏み出す勇気になるのではないかと思いました。
美味しそうに天ぷらを頬張る笑顔はまだあどけないですが、
娘から色々なことを学ばせてもらった貴重な時間でした。
2009.08.13(Thu)
先週8月8日、東京湾大華火大会を観に行ってきました。
花火の「花」の字に「華」という漢字をあてるだけあり、
ものすごい規模の大会でした。
私の故郷の新潟にも、長岡の花火や柏崎の花火など
歴史ある大会がありましたが、東京で花火を見たのは久しぶりでした。
テレビなどで観ても、それなりの臨場感があると思いますが、
実際に会場に足を運んでみての鑑賞は、やはり迫力が違います。
花火を「観る」というよりは花火を「体感する」と言ったほうが
近いのではないでしょうか。
華麗な色彩や様々なデザインもさることながら、
やはり花火の醍醐味はあの「音」だと思います。

地響きのように、まさに腹の底に響くような迫力。
視覚・聴覚・感覚すべてに訴えてくる夏の風物詩です。
徳川家康が花火を楽しんだという記録も残っているように、
日本の花火は400年以上の歴史を持つ文化です。
しかし今回の花火大会では、古くからの伝統を守ると同時に
スマイルマークやキャラクターを模したデザインなど
現代らしいエスプリも効いた趣向の花火もたくさんありました。
伝統だけでは、古びてしまう。
流行だけでは、新しすぎる。
あらゆる成功しているブランドがそうであるように、
時代とマーケットの変化にあわせて「伝統」と「流行」をうまく融合させていることが
花火大会をビジネスと考えた場合の、成功要因の一つと言えそうです。

2009.08.06(Thu)
ひと月ぶりに家庭菜園のご報告です。
今はブルーベリーが育ち、写真のように実も膨らんで色づいてきました。
自分で種を蒔き、水をやり、肥料を選び、日照を気遣いながら育ててきた鉢に、
実際に「実」がなるを見るのはとても楽しいです。
さらに、それを自分で食することができるというのは、究極の贅沢かもしれません。
先日、テレビで「自分で醸造したビールを飲む幸せ」を取り上げていました。
味や香りの好みに合わせて、麦汁やホップの調合を自分で決められるというもので
酒税法に違反しないよう、酒造会社の中の樽を借りてつくるそうです。
家庭菜園の楽しみや喜びも、それに似たものがあると思います。
スーパーでパックで売られているフルーツや野菜たちも、それぞれに
このように育てられてきたストーリーがあると思うと
あらためて「食の有り難さ」を感じます。
パラペーニョやハバネロも育ってきています。
これらは泡盛に漬けて、私の大好きな「こうれいぐぅす」をつくる予定です!
*「こうれいぐぅす(高麗薬)」=島とうがらしを泡盛につけたもので、
主に沖縄でソバや料理にかけるなど、日常的に使われる調味料。